子どもへの怒りをコントロールできる6つのステップ

こんにちは、現役保育士のMaoです。

 

保育実習などで子どもと関わる時、

なかなか言うことを聞いてくれずイライラすることはありませんか?

 

「話を全然聞いてくれない」

「何度注意してもやめてくれない」

「なんで○○するの!」とつい怒ってしまう

このような悩みを抱える方は多いと思います。

 

私自身も、同じ悩みを抱えていました。

何度注意しても子どもが部屋を走ったり、

戦いごっこをやめてくれなかったりして

子どもにイライラすることがありました。

 

しかし、子どもに怒ってばかりだと子どもとの関係性が悪くなり、

子どもが安心できる保育者ではなくなってしまいます。

今回お伝えする6つのステップをすることで、

子どもへのイライラがなくなるだけでなく、

子どもとの関係性も良くなり、慕ってくれるようになります。

 

その方法とは、心の持ちようを変えることです!

 

子どもに対する考え方を変えるだけで、

子どもへの怒りをコントロールできるようになります。

 

ここからは、子どもへの怒りをコントロールするための

具体的な6つのステップをお話していきます。

 

➀相手の怒りに巻き込まれない

子どもは、怒りの感情をストレートに出します。

子どもの感情に巻き込まれないように「私はプロ」と

意識し、ゆっくりと呼吸をすると落ち着いて話ができます。

 

②ストレートに怒りをぶつけない

「なんでやらないの!」「なんでそんなことするの!」と

怒りをストレートに出さないようにします。

「こまったね」「残念だったね」と一緒に困って

どうすれば良いか考えるようにします。

 

③言い方をポジティブに変える

「○○はダメ!」

   ↓

「○○しようね」「どうしたらいいんだろう」

「どうすれば良かったんだっけ」を使うようにし、

ポジティブに話せるように意識すると良いです。

 

④理想主義をやめる

物事には良い部分と悪い部分があります。

「~すべき」「~が正しい」「絶対にしなくてはならない」

と考えないようにすると、完璧でないことにイライラしなくなります。

 

⑤相手に高すぎる期待を持たない

子どもに高すぎる期待をしてはいけません。

「まだ〇歳なんだからできなくて当たり前」「人には長所も短所もある」

「人には調子の良いときも悪い時もある」と考えるようにすると

できない、やってくれない子どもへの怒りがなくなります。

 

⑥体と心をやわらかに、明るい気持ちを増やす

子どもと一緒に歌ったり、笑ったり、体を動かしたりし、

一緒に遊ぶ時間を増やすことで、保育者自身の

明るい、楽しい気持ちが増えます。

 

まとめ

 

子どもへの怒りをコントロールする方法は

心の持ちようを変えることです。

 

その具体的な6つのステップは、

➀相手の怒りに巻き込まれない

②ストレートに怒りをぶつけない

③言い方をポジティブに変える

④理想主義をやめる

⑤相手に高すぎる期待を持たない

⑥体と心をやわらかに、明るい気持ちを増やす

でした。

 

子どもへの怒りがコントロールできるようになると、

子どもへ怒ることがなくなります。

叱ることは必要ですが、感情的に怒ることは

保育に必要ありません。

 

子どもと関わる中で、イライラしてる自分に気付いたら

深呼吸をして落ち着いて話をするようにしましょう。

そうすることで怒りの感情がなくなり、

子どもの心に寄り添った関わりができるようになります。