2週間の保育実習で子どもが信頼してくれる5つの褒め方

こんにちは、現役保育士のMaoです。

 

保育実習は2~3週間という短い期間なので、子どもとの

信頼関係を築くのは難しいですよね。

 

保育士の先生の話は聞くのに、自分の話は全然聞いてくれない!

ということもよくあるのではないでしょうか。

私自身も、実習期間の間になかなか話を聞いてもらえず、

集めることが難しかったり、人見知りをされて一緒に遊べなかったりと

信頼関係を築くのは難しいなと感じていました。

 

そこで今回は、保育実習で子どもとの信頼関係を築く方法をお話していきます。

 

その方法とは、「上手に褒めること」です。

 

上手に褒めることができると、子どもへ良い影響を与えることは

もちろん、保育実習で子どもと仲良くなることができます。

子どもが名前を呼んでくれたり、一緒に遊びたいと寄ってきてくれたりと、

子ども達から「この先生と遊ぶの楽しい!」と思ってもらえるようになります。

 

逆に上手に褒めることができないと、子どもとの信頼関係が

築きづらく、子どもとの関わり方で悩むことが多くなってしまいます。

そのため、褒め方はとても重要です。

 

この方法を知ることにより、保育実習中子どもとの信頼関係が

早く築くことができ、より良い保育士に一歩近づくことができます。

 

では、「上手に褒める」とは具体的にどうやって褒めるのか、

そのポイントを5つお伝えします。

 

上手に褒めるポイント

 

➀具体的な言葉で行動を褒める

子どもを褒める時には、なるべく具体的な言葉で褒めると

子どもに伝わりやすくなります。

 

「頑張ったね」「えらいね」というだけの褒め言葉は、

つい言ってしまいがちですが、何を褒めているのかが

伝わりづらいです。

 

例えば、「絵本のお片付けをしてくれてありがとう。

お友達の分も手伝ってくれて嬉しいな!」と具体的に

どんな所が良かったのかを伝えながら褒めましょう。

 

また、「~してくれてありがとう」「~してくれて嬉しいな」

と感謝や自分の気持ちを伝えて褒めることも良い方法ですよ。

 

②過程や努力を褒める

1番にできた、上手に絵が描けたなど、結果を重視してしまいがち

ですが、大切なのは頑張った過程や努力です。

「自分でオムツを履こうとしていてカッコいいね!」などと

努力してきた過程や、チャレンジしようとした気持ちを認め、

褒めてあげましょう。

 

③その場ですぐに褒める

子どもの良いところを見つけたら、その場ですぐに褒めましょう。

時間が経ってから褒められても、子どもは何のことを褒めらて

いるのか分かりません。褒めている内容が子どもに伝わらなければ、

褒める効果が少なくなってしまいます。

よく子どもを見て、どんな些細な事でも気づいたらすぐに褒めてあげましょう。

 

④名前を入れて褒める

名前を入れて褒めることで、子どもは「自分が褒められているんだ」

ということに気付けます。

また、名前を呼ぶのは人として認める最も有効な方法です。

褒めるときには「○○ちゃんお洋服綺麗に畳んで素敵だね」と

名前を呼んであげましょう。

 

⑤子どもの目を見て笑顔で褒める

相手の目を見て話すことは、大人同士でも大切なように

子どもに対しても同じです。

目を見て褒めることで、子どもは「自分のことを褒めて

もらえている」と認識できます。

子どもの目線まで下がって、笑顔で褒めてあげましょう。

 

また、褒めた後にハイタッチをすると子どもはとても

喜びます。ハイタッチをして子どもと一緒に頑張った

喜びを共有してみましょう。

 

以上が、子どもを上手に褒める5つのポイントでした。

 

まとめ

 

保育実習で子どもとの信頼関係を築く方法は、

「上手に褒めること」でした。

 

子どもを上手に褒めるポイントは、

➀具体的な言葉で行動を褒める

②過程や努力を褒める

③その場ですぐに褒める

④名前を入れて褒める

⑤子どもの目を見て笑顔で褒める

の5つでした。

 

5つのポイントを一気にするのは難しいので、

まずは具体的に、名前を呼んで褒める

ということからはじめてみてください!

 

小さなことでも沢山褒めることで、

子どもは認められていると感じ、

信頼関係を築くことができます。

 

また、上手に子どもを褒められることは

良い保育士へ近づく大切な一歩です。

 

子どもの頑張っていることや素敵な所を沢山見つけ、

上手に褒めてみましょう!