現役保育士が教える「保育園選び」の5つのポイント!
こんにちは、現役保育士のMaoです。
保育学生のみなさんの中には、
「保育園ってどうやって選べば良いのだろう」
「就職先の見つけ方が分からない」
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、
私立保育園の選び方についてお話していきます。
これから園選びのポイントについて
話しますが、
保育園へ応募をする前に
必ずやってほしいことが一つあります。
それは、園見学をすることです!
求人票を見て園を選ぶことも必要ですが、
実際に保育園へ行き、雰囲気や子どもの様子、
保育士の様子、環境などを見ることで、
より園の様子を知ることが出来ます。
園見学に行かずに就職してしまうと、
「あれ?こんな感じの雰囲気だったの?」
「私のしたかった保育と違うかも、、」
と思っていた保育園と現実にズレが生じて
しまう可能性が大きくなってしまいます。
私自身、見学をしてみて
保育室が綺麗に整理されていないなと感じて
応募を辞めたこともありました。
ということで、これからお話をする
園選びのポイントで気になる園を絞ったら、
必ず園見学へ行くことをおすすめします!
それでは園選びのポイントを5つ紹介していきます。
ポイント➀
保育方針
私立保育園は、公立保育園よりも保育方針に
個性があることが多いです。
そのため、
・どんな保育士になりたいか
・理想の保育はどんな保育なのか
を自己分析し、自分に合う方針の園を選びましょう。
価値観が合わない園で働き続けることは
厳しいのでよく考える必要があります。
ポイント②
給与・賞与
給与は生活をする上で必要なものになります。
そのため優先順位を高く考えている学生の方も
多いのではないでしょうか。
そこで注意したいのが、求人票に記載されている給与の見方です。
給与というのは基本給+手当
の金額です。
また、賞与は基本給×〇ヶ月
である園が多いため求人票を見る際には
注意をしましょう。
ポイント③
福利厚生
家賃補助や通勤手当、退職金制度など
保育園によって様々な福利厚生があります。
最低限、上記の3つの福利厚生がある保育園を
選ぶことをおすすめします。
ポイント④
園児数に対する職員数
保育園には、
保育士配置基準というものがあります。
保育士1人に対し、何歳の子どもを何人まで保育できるかという基準です。
その基準は以下の通りです。
0歳…保育士1人に対し子ども3人
1~2歳…保育士1人に対し子ども6人
3歳…保育士1人に対し子ども20人
4歳以上…保育士1人に対し子ども30人
子どもに対する職員の人数が最低限なのか、
プラスαで配置されているのかによって
保育の質も働きやすさも変わってきます。
基準よりも多めに保育士を配置している園を
選ぶと良いでしょう。
ポイント⑤
年間休日
お休みの数も働く上で大切ですよね。
年間休日とは、年間にどれくらい休めるのか
表した数字で、ほとんどの場合求人票に
記載されています。
年間休日数は土日が休み、もしくは完全週休2日制の場合は104日となり、祝日もすべて休みの場合は120日前後となるため、
就職先を選ぶときはこの数字を目安にしてみると良いでしょう。
まとめ
私立保育園を選ぶ際は
園見学を必ずしましょう。
また、園選びのポイントは
①保育方針
②給与・賞与
③福利厚生
④園児数に対する職員数
⑤年間休日
の5つでした。
保育士として働く環境はとても重要です。
自分はどんな場所で
どんな風に働いていきたいのか。
それをじっくりと考え、
自分に合った保育園を選びましょう。
保育士の求人は沢山あるので、
まずは
どんな保育園があるのか見てみてください!